2011年9月29日木曜日

雇用保険加入が遡及される場合

雇用保険加入は原則雇用する側が手続きを行うもので、働く側はその指示というか取り決めに従うだけです。
そんなことはなく、雇用保険加入には救済処置があります。
ただし、この場合は雇用保険加入相当の保険料を一度に払わなくてはいけないので、ちょっとばかり厄介です。

雇用保険加入を会社勤めを始めた時にやっておいてくれたら何も問題がなかったのに、たまたま加入を忘れていた場合です。
会社側が雇用保険加入忘れに気が付き遡及加入の手続きをしてくれたなら保険金を一度に払わなければならないという問題以外は大したことはありません。
問題は会社側が遡及加入することを拒否した場合です。
この場合は働いていた本人自身で雇用保険加入の手続きをしないといけないことになります。
雇用保険加入は強制的な制度のはずなのに届けを出さないなんておかしな話です。
しかし、事業主側だって良く理解していない場合もあります。
そのために遡って雇用保険加入手続きが出来る「遡及加入」の制度が用意されているのです。
ということは国側も雇用保険加入届出の漏れを認めているということでしょうか。
でも気になって、雇用保険加入を遡及して行うにはどうすればいいかについて、ほんのちょっとだけ調べてみました。
それも自分で手続きをしなければならないケースの場合は特にです。
ですからどうしても自分で雇用保険加入の手続きが必要になったらインターネットで調べてみて下さい。
雇用保険加入について色々と情報が見つかるはずです。
それでも解らなければハローワークで「雇用保険加入 遡及」の方法について聞いてみて下さい。
雇用保険加入をさせるのも彼らの仕事ですから、丁寧に教えてくれるはずです。
面倒だからといって遡って雇用保険加入手続きをしないと損しますよ。
一生懸命働いて来たのに、雇用保険加入をしていないだけで、失業給付を受け取ることができなくなってしまうのですから。