2011年6月26日日曜日

不動産鑑定士になるための大学

不動産鑑定士になるには、やはり、それなりの知識が必要なので、専門的な勉強は事前にしっかりと頭に入れておく方が有利に違いありません。
そのためには、不動産鑑定士の資格取得を確実なものにするため、不動産に関する学問が学べる大学に行っておいた方がいいかもしれません。
不動産鑑定士として仕事を始めるにあたっては、まず、どうしても資格をとる必要があります。
そして実際に不動産鑑定士として仕事をするには、試験に合格した後、実務修習を受けなければなりません。
では、具体的にどのような段階を経る必要があるのでしょうか。
それには、不動産鑑定士になるため、まず、短答式試験に合格して、論文式試験に合格しなければなりません。
そして、不動産鑑定士の実務修習を受けて、単元を修得し、国土交通省の名簿に登録する必要があります。
まず、一次試験として短答式試験が実施され、それに合格すると、二次試験の論文式試験を受けることになります。
そして、不動産鑑定士の論文式試験に合格すれば、やっと、実務修習を受けることができるんです。
この実務の単元の修得を確認し、さらに修了考査を受けて修了確認ができた時に、不動産鑑定士の登録ができるのです。
こうした見てみると、やはり、それなりのステップを踏まなければならないので、不動産鑑定士になるには、一筋縄ではいきません。
2006年度には、不動産鑑定士の法改正が行われ、これまでの士補という制度はなくなっています。
そのため、ほとんどの不動産鑑定士の受験者は、専門学校に通っているというのが実情のようです。
不動産鑑定士を受験するための資格と言うのは特になく、大学を卒業していなくても受験は可能です。
不動産鑑定士になるには、実際問題、専門学校に通学して受験をしようとする人が大半です。
それは、不動産鑑定士が、不動産関連の資格の中で一番難しいと言われているからです。
そして、2次試験の合格者の出身大学上位ベスト5は、早稲田、慶応、中央、同志社、立命館となっていて、それだけでも不動産鑑定士の試験の難しさが理解できます。