2011年6月22日水曜日

不動産鑑定士の年収

不動産鑑定士の年収ですが、一般的によく聞くのは、1000万円を超えているということです。
しかし、本当の実態というのはよくわからず、不動産鑑定士になりたい人にとっては、興味深いところです。
公的な仕事での不動産鑑定士の鑑定評価では、その資料から見ると、1人当たりの公的鑑定評価件数は平均で40件程度となっています。
そして、不動産鑑定士の報酬額としては、900万円前後というのが、資料から垣間見ることができます。
大体、3年に1度の間隔で、不動産鑑定評価があるようなので、その年は不動産鑑定士の報酬額が通常の1.5倍くらいになるようです。
そして、概ね、不動産鑑定士の年収は、1300〜1500万円程度と見るのが妥当なようです。
そうしたことから、不動産鑑定士で高収入を実現するなら、やはり、独立開業することです。
事務所や不動産会社に勤務しながら、不動産鑑定士の資格を取得して、すぐに登録して、独立開業して高収入を実現することも可能です。
要するに、一時の年収だけにまどわされず、長い目で見て不動産鑑定士の価値を判断するのがベストです。
独立して事務所を開業した不動産鑑定士の場合、不動産関係の相談を受ける仕事もできます。
コンサルティング業務は、1時間当たり1万円程度とかなりの高額報酬になるので、これは、不動産鑑定士にとって魅力のある仕事と言えます。

不動産鑑定士の主な仕事には、不動産の鑑定評価というものがありますが、鑑定評価には、公的なものと民間のものに分けられます。
独立開業後に不動産鑑定士が、公的鑑定評価の仕事をすれば、高額報酬が期待できます。
そして、年収1000万円を超える不動産鑑定士の大半が、公的鑑定評価の仕事以外に、民間の仕事を受けているようです。
しかし、不動産鑑定士の収入が高いと言っても、個人個人では、その収入にはバラツキがあるので、全てを鵜呑みにすることは危険です。
相対的にみて、不動産鑑定士の仕事は、大都市圏で、鑑定件数が多いという特徴があります。