2011年10月21日金曜日

調理師免許とは

一般の人の過半数は、調理場で働いている料理人全員が調理師免許を持っていると勘違いしています。
今回は、調理師免許について詳しく解説していきたいと思います。

調理師免許とは調理師法により、調理師の名称を用いて調理の業務に従事することができる免許と定義されています。
分かりやすく言えば、調理師免許を取得して始めて正式な調理師として認められるのです。
前文でも書いたように、腕のいい調理師全員が調理師免許を持っている訳ではありません。
しかし調理師免許を持っているという事は、専門学校などで食品の栄養や正しい調理の方法を学んだことが証明されます。
いわば調理師免許は調理師の基本をマスターした証でもあるので、持っていて損はありません。
ですが開業する際は、調理師免許が絶対に必要不可欠という訳ではなく、食品衛生責任者の資格を持って入れば開業する事ができます。

調理師免許を取得しようとする人は、学生に限らず主婦やフリーターの方にも多いようです。
2年以上の実務経験と国家資格をパスすれば誰でも取れる資格なので、空いた時間を有効に使って調理師免許を取ろうとしている方が大半です。
こちらも持っていて損はないですよね、フリーターならアルバイトで資格が生きてくるでしょうし、主婦でもパートで資格が生きてきます。
あと漫画や小説、テレビ番組の影響で調理師になりたいという方もいるようですね。
自分が興味を持った事に挑戦するのはいい事だと思いますし、調理師免許取得のために1からがんばる事も本人にとっては楽しいでしょう。
まず調理師免許を取るために、自分にはどの方法が一番適切なのか考えてみましょう。
まだ高校生だったら調理師学校への進学を考えてみればいいでしょうし、フリーターの方ならバイトの経験を生かして国家試験の勉強を始めてみるのも手でしょう。